今回は、HTMLだけを使って「簡単なお問い合わせフォーム」を作ってみましょう。
この実践を通じて、入力フォームの基本的な作り方を学ぶことができます。
今回学べるタグ
- <form>:フォーム全体をまとめるタグ
- <input>:名前やメールアドレスなどの入力欄を作るタグ
- <textarea>:複数行のメッセージ入力欄を作るタグ
- <button>:送信ボタンを作るタグ
最初のHTMLファイルを用意しよう
まずは、お問い合わせフォームの土台となるHTMLファイルを作成します。
以下のコードをVS Codeにコピーして「contact.html
」という名前で保存してください。
基本のHTMLファイル
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>お問い合わせフォーム</title>
</head>
<body>
<h1>お問い合わせ</h1>
</body>
</html>
保存方法(VS Code)
- VS Codeを開く
- 新しいファイルを作成
- 上のコードを貼り付け、「
contact.html
」として保存 - 保存したファイルをダブルクリックすると、ブラウザで表示できます!
ステップごとにフォームを作成していこう
ここからは、先ほどの基本ファイルに少しずつ情報を追加して、お問い合わせフォームを完成させます。
ステップ1:フォームの枠組みを作ろう
使用するタグ
- <form>:フォーム全体を囲むためのタグ
指示内容
フォームタグで全体の枠組みを作成しましょう。
(分からなかったクリック!)コードのヒントを表示する
<form action="#" method="post">
<!-- ここに入力フィールドを追加していきます -->
</form>
(分からなかったクリック!)追加する場所のヒント
<h1>お問い合わせ</h1>
のすぐ下に追加してください。
ステップ2:入力フィールドを追加しよう
使用するタグ
- <input>:名前とメールアドレスの入力欄を作るタグ
- <textarea>:メッセージ入力欄を作るタグ
指示内容
名前とメールアドレス用の入力欄を作成し、メッセージ用の複数行テキストエリアを追加します。
(分からなかったクリック!)コードのヒントを表示する
<label>お名前:</label><br>
<input type="text" name="name"><br><br>
<label>メールアドレス:</label><br>
<input type="email" name="email"><br><br>
<label>メッセージ:</label><br>
<textarea name="message" rows="4" cols="40"></textarea><br><br>
(分からなかったクリック!)追加する場所のヒント
ステップ1で作成した <form>
タグの中に追加してください。
ステップ3:送信ボタンを追加しよう
使用するタグ
- <button>:送信ボタンを作成するタグ
指示内容
入力内容を送信するためのボタンを追加しましょう。
(分からなかったクリック!)コードのヒントを表示する
<button type="submit">送信する</button>
(分からなかったクリック!)追加する場所のヒント
ステップ2で追加した入力フィールドの下に追加してください。
完成版のHTMLファイル
完成版のコード
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>お問い合わせフォーム</title>
</head>
<body>
<h1>お問い合わせ</h1>
<form action="#" method="post">
<label>お名前:</label><br>
<input type="text" name="name"><br><br>
<label>メールアドレス:</label><br>
<input type="email" name="email"><br><br>
<label>メッセージ:</label><br>
<textarea name="message" rows="4" cols="40"></textarea><br><br>
<button type="submit">送信する</button>
</form>
</body>
</html>
まとめ
基本のHTMLファイルをベースに、少しずつ内容を追加することで簡単なお問い合わせフォームが完成しました!
<form>, <input>, <textarea>, <button> など、HTMLの基本タグを組み合わせるだけで、ここまで作れることが実感できたと思います。
自分の情報や入力欄をアレンジして、オリジナルのお問い合わせフォームを作ってみましょう! 🚀
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